田舎に住むものです。 casually’s diary

とりあえず、軽やかな気持ちでやっていきたい。  賢い消費者でありたい。

オリエント マコ3・カマスのベルト調節(コマ調整と微調整)、初めてでも出来ました。(失敗例もあり。)

 先日、ネット通販で腕時計 オリエント マコ3・ カマス グリーンを購入しました。

casuallys.com

 その流れで、腕時計のベルトの調節も自分てやってみたくなり、アマゾンで道具を購入して、自分でベルト調整を行うことにしました。
結論としては、想っていたよりずっと簡単でした。
私のような、使用感などが気になって、何度もベルト調整をやりたい人には、ベルト調整は自分でやったほうが向いていると思います。 慣れると10分ぐらいで終わると思います。

ベルト調整前。 手首とベルトに大きく隙間があります。

使用した道具はアマゾンで購入した、アマチュア向けのものです。

【アマゾン】時計ベルト調整工具セット

その中でも、今回使った道具は下の3つです。

オリエントマコ3(カマス)のベルト(ブレスレット)調整に使用した道具。

 名称は、写真の上がプラハンマー、下左がピン外し、下右がバンドホルダーという名前の道具たらしいです。
 バンドホルダーがうまくハマらないときなどは、下の写真のようなねじ込み式のピン外しをもあります。

ねじ込み式?のピン外し

調整作業は、以下の動画やページをを参考にさせていただきました。
参照したページ:時計のバンド調整方法 - 時計修理ナビ
腕時計のベルト調整(割りピン式)ピン外しの使用方法 - YouTube

参考にさせていただいた動画。

時計 ベルトのサイズ調整方法を解説-ステンレスベルト ブレスレット編- 時計How to 2020 ver - YouTube

【正美堂時計店】腕時計 ステンレスベルトのコマ調整について - YouTube

【腕時計】ベルトの最適な長さとは。ベルト調整時のケースとバックルのバランスを考える! ロレックス rolex - YouTube


早速、調整作業です。
オリエント・マコ3・カマスのバンドは”割ピン”式と呼ばれるもので、ピンを抜く方向が決まっています。
ピンを抜く方向は裏側に矢印が刻印されているので、下の写真のように、ピンを押し出す方を下にして、上からハンマーで叩いて押し出します。

ベルトホルダーに矢印方向を下にして、セットする。

バンドホルダーにベルトを固定して、ピン外しとハンマーを使って、ピンを押し出します。

ハンマーで打ち抜いたところ。

※※※上の写真、実は、ベルトの上下が反対です。※※※
 そうです!初めてでわからずに、逆にピンを押し出していましました!
写真でも判る通り、しっかり打ち抜いています。 やっちまいました!
それで、、、
どうなったかというと、打ち抜いたコマのうち、ピンに凹型でハマる側の穴が緩くなってしまいました。
イコール、1つコマをダメにしてしまいました。まー、初めてやることには失敗は付きものです。。。
(無いとは思いますが、皆さんお気をつけください。)
その後、慌ててピンを逆方向にハンマーで戻して、再度正しい方向から叩くと、4,5ミリほどハンマーでピンを押しだすと、あっさり手でピンは抜けました。
(逆方向からでは、ハンマーで半分まではピンを押し出せますが、それ以上ピンを押し出せず、抜くことが出来ませんでした。)

 あと、バックル近くのコマなどを抜くときなどは、ねじ込み式のピン外しを使っていいかもしれません。

「ねじ込み式ピン外し」の使用時

これだと、ハンマーで叩いた時のキズの予防にはなるとは思います。 
外すコマに余裕があるのであれば、バックル近くではなく、途中のコマを外したほうが良いと思います。(私はいろんな失敗しました。)

やっと、ピンが抜けました。

ハンマーで押し出した”割りピン”

ここまで押し出すと、あとは手で抜けます。
同じ要領で、不要なコマまでのピンを抜いて取り外します。
逆に、ピンのをハメるときは、ピンを抜いた”矢印とは逆方向”(元に戻す)に、割りピンを手で押し込んでいきます。
手で押し込み切れない分は、出っ張った部分をバンドホルダーの角で押し込んだり、ピン抜きとハンマーで慎重に叩いて押し込んでいきます。
※ピン抜きでピンを叩くときは、ピン抜きの先を薬指などで抑えて、ズレないようにして、慎重に叩きましょう。不用意に叩くとベルトに傷が入ります。

バンドホルダーで割りピンを押し込みます。

これで、コマ調整は完了です。 次は微調整です。
微調整は、バックル部分にベルトがバネ棒で接続されており、接続部分をズラすことで、調節します。
オリエント・マコ3・カマスの微調整は4段階(4つの穴)で行えます。

バックルの微調整部分

出荷時は、一番ベルトが長くなる位置にバネ棒ハマっています。
これをベルトを短くする方に変更することで調整します。
私は2段階、短くする側方の穴に変更しました。

ベルトの微調整

調整後の手首の隙間はこんな感じです。

ベルト調整後の隙間

よく、小指一本分だけの隙間がある感じが良いと言われるようです。
少し、キツめのような気がしましたが、これより微調整で緩くすると、腕を真下に垂らしたときに、時計が手の甲のところまで抵抗無く落ちてきたので、これが私のジャストなんだと思います。
バックルの位置はこんな感じでしょうか。
バックルのロック部分が手首内側の中央に来る感じです。これが私の一番しっくり来る位置でした。

バックルの位置

もう少し、バックルを上画像での、左側に寄せたほうが安定するかと想ったのですが、そうすると、手首を机の上などに置いたとき、ベルトとバックルのつなぎ目が角ばって(自分側に)見える(下写真参照。)ことになり、不格好に思えたので、1コマ分だけ12時方向を短く(=6時方向を長く)しました。

ベルトとバックルのつなぎ目が角ばり

1コマ、12時方向を短く(=6時方向を長く)して、これは解消しました。(下写真参照。)

ベルトとバックルのつなぎ目が角ばりの解消後

失敗もありましたが、なんとかベルトの調整は出来ました。
失敗しながら、何度も何度も調整を行ったので、逆にベルト調整に慣れてしまいました。

ベルト調整後

今回使用した道具はアマゾンで購入したものです。
1,000円以下で販売されている簡易的なもので十分でした。

【アマゾン】時計ベルト調整工具セット

ベルト調整を行った、オリエントマコ3・カマス・グリーン(RN-AA0808E)については、こちらで記載しています。

casuallys.com