Canonのインクジェットプリンター PIXUS TS5430を購入しました。
(楽天サイトで販売価格12,500円、1,000円引きクーポン適用。ポイント(SPU適用17倍)で1,963円還元。実質、9,537円で購入しました。)
このプリンター、エントリー(廉価)モデルに位置すると思います。
10年程前は、6000番台の高機能と思われるモデルを購入していましたが、今回はあえてエントリーモデルである、TS5430を購入しました。
比較に使用したサイトは、以下のCanonの公式サイトです。
キヤノン:インクジェットプリンター 商品比較表:TS5430,TS6630,TS6330
Canonの比較サイトを使用して、PIXUS TS5430購入に至った理由は以下の通りです。
1.印刷品質に違いがない。
2.スキャン品質に違いがない。
3.インク交換の手間。
4.価格。
一つずつ、説明していきます。
1.印刷品質に違いがない。
まず、キヤノン公式の比較サイトでも、印刷性能の違いがはっきりと表記されてません。 印刷の解像度(dpi)は3機種とも4800dpiです。
では、何が違うのか、インクの色数とプリントヘッドのノズル数が違うようです。
TS6630:4色 計3136ノズル
TS6330:5色(独立インクタンク)計4096ノズル
TS5430:4色 計1792ノズル
解像度が一緒でノズル数が違う。ということは、印刷速度が異なるようです。
各プリンタのL判写真の印刷時間は以下の通りです。
TS6630:16秒
TS6330:18秒
TS5430:36秒
参照元:キヤノン:インクジェットプリンター 商品比較表:TS5430,TS6630,TS6330
2.スキャン品質に違いがない。
これも3機種とも同等で、スキャニング解像度は1200dpiです。
スキャナーの素子に違いがあるような表記は無さそうです。
3.インク交換の手間。
各プリンタのインクカートリッジ方式は以下の通りです。
TS6630:Color(C/M/Y)1個、顔料BK1個 の合計 ”2個”
TS6330:C/M/Y 各1個、顔料BK1個、染料BK1個 の合計 ”5個”
TS5430:Color(C/M/Y)1個、顔料BK1個 の合計 ”2個”
私がTS5430購入前に使用していたのは、PIXUS MG6930という機種でした。
このプリンター、TS6330と同じ、5個のインクを使用しているタイプです。
5個のインクカートリッジが独立しているほうが、各インクを使い切って経済的で印刷精度も良さそうといった印象がありましたが、印刷する度にインク交換やノズルチェックなど、メンテナンスの回数が多くなる印象がありました。
また、実はTS5430を会社の事務所用に数ヶ月前に購入、使用しており、インクカートリッジの数が減ったことで、インク交換のストレスが大きく低減した記憶がありました。
4.価格
2023年10月時点での、楽天での実売(最安)価格は以下の通りです。(下のリンク付きテキストをクリックすると、楽天の店舗ごとの価格比較ページが表示されます。)
PIXUS TS6630:16,500〜18,150円
PIXUS TS5430のほうが、圧倒的に安価です。その価格差は、その他の便利機能であったり、液晶画面の大きさだったりと思われます。
液晶画面サイズは、TS6630:2.7インチ、TS6630:3.0インチ、TS5430:1.44インチ です。(ただし、TS6630とTS6630TFT液晶、TS5430は有機EL。)
この3機種を比較して改めて、PIXUS TS5430のコスパの良さがわかりました。
その他
実際、印刷に使用するソフトは機種による大きな違いは無いと思います。
スマホからの印刷は、AppStoreやPlayストアから「Canon PRINT」アプリをインストールすれば、問題なくできます。
Windowsからは、以下のサイトからドライバをダウンロードして使用可能です。
PIXUS TS5430 OS選択|キヤノン
家庭用プリンタも、操作の簡易化、低価格化が進んでいるのかもしれませんね。
補足:私の使用環境(機能要求)としては、年賀状は印刷しません。子どもたちが定期試験用に教科書や教材のコピーを取る、旅行などに出掛けた時のスマホで撮った写真などをL判写真で印刷する。といった感じです。
それと、実は老眼が進んだ歳となり、印刷品質であるドット数や色の階層など、気しなく(見えなく)なったのも大きな要素だと思います。