田舎に住むものです。 casually’s diary

とりあえず、軽やかな気持ちでやっていきたい。  賢い消費者でありたい。

ダイソー:配線カバーを粘着テープを使わずに壁に固定。押しピンの穴の補修方法も。

今回は、賃貸住宅などで配線カバーを使用する際に、両面テープなど粘着系のテープを使用しない方法を紹介したいと思います。
使用したのは、ダイソーで買えるものばかりです。

配線カバーに使用した材料の一部

完成イメージは、こんな感じです。

配線カバーの使用例 ※粘着テープ不使用※

では、使用した材料、道具を説明します。 材料、道具は以下の通です。

1.配線カバー 口径16mm用(この大きさが重要です。)
2.画鋲(足の長い画鋲
3.ノコギリ(プラスチック切断用)
4.カッター
5.紙やすり

以下、説明です。

1.配線カバー(口径 16mm)

この配線カバー、ダイソーで購入しました。
今回紹介する方法では、口径が11mmではなく、口径が16mmのものを使用します。
裏側に粘着テープが固定されていて、そのまま壁面に”貼る”ことが出来ますが、粘着テープは使用しません。
※購入前の前準備として、あらかじめ、メジャーなどで配線の距離を測って、必要な長さ(購入数)を決めておいたほうが良いです。失敗したときのために、余裕を持って購入するのも良いと思います。どうせ、1個100円です。

配線カバー(2本、50cm、口径16mm用、ホワイト)jp.daisonet.com

2.画鋲

これも、ダイソーで購入しました。 今回購入したのは、足の長い画鋲というものです。
針が長いです。それと、針の太さが通常知っているもものより細いです。
針が長いので、配線カバーの「固定力」が強く、画鋲を抜いたあとの、穴が目立ちにくいと思います。
もし、失敗したときは、画鋲で開けた穴は、「爪楊枝」でゴリゴリして埋めてあげれば目立たなくなると思います。

足の長い画鋲(シルバーカラー、50本)jp.daisonet.com

2024.4.7 追記 実際に押しピンの穴の爪楊枝での修復結果を貼り付けておきます。

実際に押しピンさしてみました。

穴の跡の写真、分かりづらいと思ったので、縦に2つずつ刺しました。

押しピンの穴の跡(2個ずつ) 赤丸の中

爪楊枝で穴を埋めます。

補修後が下の写真。 2つの穴のうち、上側だけ埋めました。

爪楊枝での補修後

コツは、穴の周りの壁紙を、爪楊枝の先や腹の部分を使ってかぶせる、押し込む感じです。 数秒で出来ます。

3.ノコギリ(プラスチック用)

写真はありませんが、プラスチック製の配線カバーを切るためのノコギリです。
カッターで切るのは難しいと思います。
わたしが使用したのは、のこぎり カッタータイプ でしたが、ノコギリの刃のギザギザが大きく、うまく真っ直ぐに切れませんでした。

のこぎり カッタータイプ - ダイソーネットストア【公式】

私としては木工用のノコギリの刃の細かいタイプがおすすめだと思います。

ダイソーにも、金切り金切りノコギリが販売されているので、こちらで代用できるかもしれません。

金切りのこぎり - ダイソーネットストア【公式】

4.カッター

ノコギリで切った、断面を整えるために使います。
今回、工作する配線カバーのプラスチック部分は厚さが2mmほどですので、刃の幅が大きい方の使用をおすすめします。

オートロック式カッター大 - ダイソーネットストア【公式】

5.紙やすり

これも、のこぎりやカッターで切った配線カバーの断面をきれいするために使用します。 
紙やすりの番手は、よくわからいので、数種類入のものを購入しました。
粗めのものがよく削れます。

ホビー工作紙ヤスリ6枚セット(#60/#100/#240/# - ダイソーネットストア【公式】

材料、道具を用意したら作業ですで。
配線カバーのフタ部分をとり、壁側ぶ部分を下側を画鋲で固定していきます。
長さが合わない箇所は、ノコギリ、カッター、紙やすりを使って調整します。

配線カバーの固定

配線カバーの固定

ここで重要なのが、配線カバーの幅(内径)と、画鋲の頭(円盤)部分の直径です。
今回使用した画鋲の頭の直径は約10mm、ダイソーにもう1つある、口径が11mmの配線カバーでも行けるかと思いましたが、配線カバーの内側の幅が足りず、配線カバーが歪んでしまいました。今回の方法、画鋲を使用する場合は、口径が16mmのものを購入します。

配線カバー(2本、50cm、口径16mm用、ホワイト) - ダイソーネットストア【公式】

念の為、内経が11mmのものも、

配線カバー(2本、50cm、口径11mm用、ホワイト) - ダイソーネットストア【公式】

あとは、配線カバーの中にケーブル類を収めて、蓋をすれば完成です。

完成の図

今回、購入した配線カバーは、真っ白ではなく、アイボリーでした。
壁紙の色にうまく溶け込んでいますね。

その他注意点など

1.固定手段が画鋲だけなので、固定強度に少し不安があります。
引っぱたりすると、人の力でも簡単に取れますので、そこは、画鋲を多めに使用するか、人の手が届きにくいところでの使用をおすすめします。

2.今回使用した、ダイソーの足の長い画鋲は、針の経が細いので、今回の作業でも2本ほど、針が曲がってしまいました。針が曲がらないよう、注意して(できるだけ垂直に)刺すと、良いと思います。

3.配線カバーを壁際に固定する場合、配線カバーの蓋側(上側)が入る隙間が必要です。配線カバーの下側(粘着テープがあるほう)を固定するときは、その隙間も計算に入れて固定します。

以上、配線カバーを粘着テープを使用せずに固定する方法でした。