オリス ポインターデイト 7463cの黒文字盤がどうしても欲しくなり、オークションサイトで購入しました。
この時計、 内周と外周のずらりと並んだアラビア数字と、赤いチューリップ型のポインターデイトの針が目を引きます。
代名詞である、ビッグブラウンは個人的には余り気になるような大きさではありません。
この時計、個人的には黒文字盤が一番しっくり来る色使いです。
ステンレスのケースと黒文字盤、白色のフォント、赤いポインターデイト針のコントラストがよく映えます。
裏蓋はシースルーです。
最近のオリスの機構は赤い円盤が印象的ですが、私が購入したのは、黒色。
1990年代の物のようです。 以下、参照サイトです。
では早速、腕時計をクリーニングしたいと思います。
使用したのは、貴金属洗浄水の【洗っ時計】です。
本体からブレスレットを外し、洗浄液をたっぷり振り掛けてティッシュで包み、浸します。
洗浄液に浸すのは、数秒でいいみたいです。
待つこと、数十秒(念のため)、比較のため右側だけ洗浄水に浸けました。
汚れが取れて、ポリッシュ部分がピカピカになりました。
ブレスレットがピカピカになりました。
次は、本体の風防です。
このオリスポインターデイト 7463c、風防はプラスチック製です。
よく見ると細かい傷があります。
今回は、貴金属の研磨剤サンエーパールを使って磨いていこうと思います。
セーム革にほんの少量とって、風防を軽い力で擦ります。
こんなちょっとした手入れの時間が楽しいものです。
風防をまんべんなく数十回くらい擦ったら、セーム革のきれいな部分でサンエーパールを拭き取ります。
磨いた後がこちら。擦り傷などはきれいに取れました。
今回、3回ほどサンエーパールを塗っては擦りを繰り返しました。
でも、線状の引っかき傷は残るものもあるようです。
上の写真、文字盤の11時の文字の上に真横に入っている線状キズは残りました。
あと何回か繰り返せば消えるのでしょうが、風防をあまり削りたくもないし、これも「味」と思って、ここまでとすることにしました。
ケース部分も、テッシュに吹きかけた【洗っ時計】で拭き、セーム革で余分な汚れを拭き取ればピカピカになりました。
面側もピカピカに。
今回はベルトを外したついでに、革ベルトに変えてみることにしました。
今回、付け替えたのは、モレラート マンテーニャ(MORELLATO MANTEGNA)ダークブラウン 18mm です。
複雑なデザインの文字盤との対比で、シンプルなカーフ革を選んでみました。
早速付けてみたのがこちら。
腕にはめるとこんな感じです。
いいんじゃないでしょうか。 この時計、ケースサイズは35mmです。
腕が細めな私には小さすぎないサイズだと思っています。
でも、この作業をやってるのが5月。これから暑くなるのでステンレスに戻すことにしました。
腕時計も衣替えを楽むようにしてみようかな。