ポーター・タンカーシリーズと、アルファインダストリーズのバッグを、たまたま両方持っているので、比較したいと思います。
この2つのメーカー、価格帯が違うのであまり比較されることは無いかもしれせんが、デザインの元になったのが、フライトジャケットのMA-1ということで、大いに共通点があると思いますので、やっぱり比較してみたいと思います。
私が持っているのは、ポーター タンカー ウエストバッグ(622-78302)と、アルファインダストリーズ・ソフトツイル ショルダーバッグ @4212です。
アルファインダストリーズのショルダーバッグは、5年ほど前に購入したもので、既に生産終了してますが、現在のアルファインダストリーズ製バッグの作りの参考にはなると思います。
まずは、生地の質感について。
これは、上の写真のとおり、ポーター・タンカーのほうがツヤ感は高いです。あと、ポーター・タンカーのほうが圧倒的に軽く、柔らかいです。
あとでも触れますが、この違いは裏生地の素材や、中綿の材質・量によるものだと思います。
次は、ファスナーです。
ファスナーはアルファインダストリーズのほうが、キラキラしています。ポーター・タンカーは小キズなどを味にしているのか、輝きが鈍いです。
ファスナーのサイズは、ポーター・タンカーのほうが倍ぐらいあります。
ポーターのほうが、シンプルでワイルド?なデザインとするのため、ワザと大きくした感じでしょうか。
その他、アルファインダストリーズはサイドのベルト部分にも金具が使われ、シルバーとブラックのコントラストを強調しています。
アルファインダストリーズは、ベルト部分にも金具を使用しています。ポーター・タンカーはプラスチック。
ベルトの幅は、ポーター・タンカーは幅5cm、アルファインダストリーズは幅3cm
ベルトの厚みは、若干ポーター・タンカーのほうが厚いかな?といった感じです。
中の様子は、ポーター・タンカーはこんな感じです。
内側の生地は、ポーターのほうがツヤツヤしていて、中綿が透けて見えそうなくらい薄くいです。
アルファインダストリーズ・ショルダーバッグの中はこんな感じ。
アルファインダストリーズは、外側の生地よりも少し目が荒い感じです。アルファインダストリーズのほうが荒く扱っても破れず、丈夫な感じです。
最近のMA-1の内側に近いのは、アルファインダストリーズでしょうか。
ポーター・タンカーは軽量化のため、内布を薄くしており、中綿は文字通り”綿”を使用している感じです。
アルファインダストリーズは、厚めの生地で丈夫に作っている感じ。中綿は硬めのプレート状の中綿を使用しているみたいです。
ただ、ポーター・タンカーは全面、”綿”をパイル地とオレンジの薄い裏地でサンドした布地を全面使用していて、縫製が難しいことが想像出来き、裏地も軽量化と柔らかさを求めるために、攻めてる感じがします。
着け心地は、ポーター・タンカーのほうが柔らかく、軽く、体にフィットしやすそうです。
アルファインダストリーズ・ショルダーバッグのベルト幅が3cmと細かったので、方の負担を軽くするため、GELICOS(ジェリコス) のショルダーパッドを付けました。
付けると、こんな感じです。 自然な感じでしょうか。
値段はバッグに比べ、少々お高いですが、滑りもせず使いやすいです。
購入時期は5年ほど前なので、日常使いなら、耐久性もありそうです。
アマゾン:GELICOS ショルダーパッド
現在の、アルファインダストリーズショルダーバッグはこちら。
随分と金属パーツが減って、ミニマルなデザインになったみたいです。
トレンドでしょうか。値段もちょっと高くなったみたいですね。
こちらでは、ポーター タンカー ウエストバッッグ(622-78302)について感想を書いています。