2021年7月、ドコモから楽天モバイルに引っ越すにあたり、楽天モバイルの1円携帯、AQUOS sense4 lite と OPPO A73を両方手に入れることができたので、両スマホを1ヶ月使ってみて、その違いについて考察してみたいと思います。
入手した経緯はこちら。
各機種の詳細情報はこちらに譲ります。
OPPO A73 有機ELになった。 全身、美しくなった。 | オウガ・ジャパン
AQUOS sense4 liteのスペック・性能|AQUOS:シャープ
いきなりですが私の結論は、
圧倒的にAQUOS sense4 liteのほうがオススメです。
理由は以下の通りです。
①カメラの色彩
②画面、サイズ、電池の保ち
③OSバージョン
④メーカー国(キー配列)
⑤その他
以下、詳細を記載します。
①カメラの色彩
OPPOA73のカメラは色調が不自然です。(色々なレビューサイトでも指摘されてます。)私は色彩が違すぎて、使用したくないです。
撮影した画像を使う時は、画像ソフトでいちいち色調補正(色彩を落す)して使いました。下がOPPOA73で撮影したカメラ画像です。
OPPO A73に比べて、AQUOS sense4 lite(下の画像)は、色調が比較的自然でした。
あと、両方の携帯に関してですが、カメラの広角がキツすぎるような気がします。両機種とも、カメラアプリで1.5倍ほど拡大して、比較的広角効果が無いように撮影しました。ただ、両機とも画像を広角効果を無くそうとズーム操作をすると、画面センサが敏感過ぎて、ちょうど良い具合に調整しにくいです。このへんはどちらも注意が必要です。
②画面、サイズ、電池の保ち
各機種の画面サイズは以下のとおり。
OPPO A73は、有機EL6.44インチ(2400 × 1080 縦20:横9)
AQUOS sense4 liteは、IGZO液晶5.8インチ(2280x1080 縦19:横9)
楽天Mobileに乗り換える前、私はLG V30+を使っていました。これも有機ELディスプレイ携帯で、3年ほど前有機ELディスプレイが出た当時、有機ELディスプレイの美しさに感動したものです。
ですが、AQUOS sense4 liteを使ってみて、IGZO液晶は有機ELに全く劣っていませんでした。
太陽や炎など強い光の表現はOPPO A73のほうがメリハリが強い気がしますが、グラデーションや暗い部分の表現はほぼ同等(好みのレベル)だと思います。
私は色の再現性、鮮やかさ、滑らかさなど、携帯として使用する分には両機とも満足でした。(LG V30+と変わリませんでした。)
※購入直後AQUOS sense4 liteは画面の明るさが少し暗めに見えるかもしれません。画面が暗いと感じる方は、以下の操作で画面明るさの調整が可能です。
操作は、画面の一番上からスライド操作>すると下のような画面が表示されます。
下の「明るさのレベル」をタップ。
「明るさレベル」の調整バーが表示されるので、左右に動かして調整します。
その他、電池保ちはAQUOS sense4 liteが売りの1つに上げているだけあって、さすがによく保ちます。印象として、OPPO A73の”2倍”以上保ちそうです。
こんなに電池持ちするスマホは初めてです。2時間以上連続でブラウジングしても、バッテリー残は80%以上でした。
AQUOS sense4 liteは、液晶の種類やgoogleのダークモードなど、色々、バッテリー消耗を減らす工夫を行っているようです。
あとサイズ感ですが、OPPO A73が圧倒的に長いです。私の感想としては、AQUOS sense4 liteのほうが手に持ちやすいです。私は、男性の中でも手が大きい方だと思うのですが、長すぎて手からこぼれそうです。OPPO A73は画面の上の方のアイコンまで指が届きません。
その他、重さはOPPO A73が 162g、AQUOS sense4 liteが176gで、持った感じも、サイズの小さいAQUOS sense4 liteのほうがズッシリとします。
バッテリー容量は、OPPO A73が 4000mAh、AQUOS sense4 liteが 4,570mAh。
AQUOS sense4 liteのほうが重い理由は、バッテリーの重さだと思われます。
③OSのバージョン
2021年8月6日現在のOSのバージョンは以下の通りです。
OPPO A73:Andoroid10、ColorOSV7.2
AQUOS sense4 lite:Andoroid11
OPPO の独自OS、ColorOSについてよくわからないですが、独自OSは避けたいです。覚える操作方法は、Andoroidだけで十分です。
AQUOS sense4 liteは現時点の最新OS、Andoroid11なのVeryGoodです。
両機上のアイコンの形(上の両機の画面比較写真参照)でも、バージョンの違いが一目瞭然です。
最新OSの新機能の恩恵を受けることができます。
⑤メーカー国
OPPO A73はメーカーがOPPO中国で、日本向けの機能は限定的だと思われます。
私が気になるのは、キー配列です。
私が日本語入力で使用しているのはQWERTY配列ですが、OPPOA73は、日本語入力と英字入力の明確な切り替えができませんでした。
(※初期設定で、三状態キーボードの設定使用が設定されていませんでした。まさにこの記事を作成中に「三状態キーボード」設定について判りました。)
(GODANキーには対応しています。)
下がOPPO A73のQWERTY配列(三状態キーボード設定前)
AQUOS sense4 liteの”S-Shoin(エスショイン)" QWERTY配列。
(設定「歯車マーク」から変更可能 操作:設定(歯車マーク>キーボードタイプ>「テンキーボード」か「QWERTYキーボード」を選択))
AQUOS sense4 liteも初期状態では、GODANキーですが、設定(歯車マーク)から変更が可能です。このキー配列は比較的使いやすいです。
上のキー配列では、日本語入力を行いながら、”@”などは、「😀記」キーを押して、一覧から選択することができます。
「😀記」のキーで”@”や”_””などの記号が選べます。
日本語入力、英字入力、数字入力をすべて QWERTY配列配列にできますし、
フリック入力にも対応しています。
(操作:設定(歯車マーク>キーボードタイプ>「テンキーボード」か「QWERTYキーボード」を選択))
その他、説明書(HP)等、日本語標準なので安心です。
⑥その他
その他気になる点について。
・両機とも、バイブの振動がモーターの回転?が判るような振動です。
iphoneや10万円台のスマホに比べ、振動がモーターの回転が判るような振動です。安っぽく感じてしまします。
・AQUOS sense4 liteの付属品は、クイックスタートの説明書以外何もありません。
対して、OPPO A73は充電器、イヤホン、透明な携帯ケースが付属しています。
あと、OPPO A73は画面保護フィルムが既に貼ってあります。
保護フィルムは視認性もよく、しっかり貼ってあるのでそのまま使えますが、私は1ヶ月ほど使っていると、保護フィルムの素材がガラスではないようで、さほど固くないもの(プラスチック製品)などと一緒にバックに入れていると、フィルムに傷が付きました。ガラス製のフィルムに交換が必要そうです。
・箱はOPPO A73ほうが豪華です。
OPPO A73は化粧箱に入っていて、初めてスマホを購入した時のような、所有欲を満足させるような意匠です。
AQUOS sense4 liteはボール紙の箱で、昔のガラケーの箱のような印象です。
10年くらい前ドコモショップで携帯を買ったとき、バックヤードから店員さんが持ってくるようなものの感じ、バルク品っぽいです。
(最近はスマホに特別感もないので、化粧箱よりも、少しでも安く、1つでも機能を付けてほしい私には、QUOS sense4 liteに好感が持てました。)
付属品も、充電器やイヤホンは今まで使用していたものを流用したり、100円均一の活用で対応可能です。ケースは通販サイトで好みのものを買えば良いし。
・プロセッサがOPPO A73がQualcomm® Snapdragon™ 662に対し、AQUOS sense4 liteがQualcomm® Snapdragon™ 720Gと高性能です。
なんとなくAQUOS sense4 liteのほうが動きがキビキビしていました。(でも、明らかな違いは感じられませんでした。)
あと、AQUOS sense4 liteのみ防水、おサイフケータイ対応。
重ねてですが、AQUOS sense4 liteをお勧めする理由の中で”カメラの画質(色彩)”と”OSバージョン”が大きかったです。
印象として、AQUOS sense4 liteのほうが、高価?な装飾的な機能を省き、日本人が必要そうな機能を付与するようにした”工夫”が見られてました。
以上、私がAQUOS sense4 lite と OPPO A73を使い比べた感想でした。
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